「今日の髪型どうしますか?」は言わない

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おはようございます!

お客様がご来店され鏡越しにする会話でよく聞くのが「今日はどうしますか?」と美容師の第一声。

この質問当たり前のように使ってますがお客様にとっては答えにくい質問になっているんじゃないか?と考えています。なので、極力使わない質問にしています。

なぜ言わないか 

「今日はどうしますか?」ってお客様に全責任を押し付ける聞き方だと思います。“お客様が言ったからそうした”に聞こえてきます。

例えば質問に対してお客様が「今日は毛先を2~3cm切りたい」と言います。美容師が「わかりました」となるとそれで終わりです。

こんな業務的なやりとりに疑問を感じます。

美容師はプロとしてお客様により綺麗になるように提案することも大事な仕事だと思います。

どんな言い方がいい?

「こうしましょう」と言うように心がけています。この言い方なら美容師側に責任があります。“こちらが提案したので全責任はこちらが持ちます”と裏メッセージを含んでます。

無理にこちらの提案を押し付けるということではありません。あくまでお客様の希望を前提にプロの提案をプラスαでお伝えする感じです。

お客様をより素敵にするためです。

せっかくご来店頂いてるのでお客様の想像を少しでも超える仕上がりで喜んで頂きたいと思います。

他の場面でも気をつけていること

次の来店の提案をします。これも“今日で終わりではなく次の来店まできちんと責任を持ちますよ”という裏メッセージです。

美容室での仕上がりは重要です。でももっと重要なのは家に帰ってから次の来店までをどう過ごされてるかによると思います。

約2ヶ月間を髪に対するストレスなく過ごしてもらえると最高です。

その日の仕上がりよりもその後の日々に重点を置いています。

他にも自分では気付いてなく当たり前のようにお客様との会話で使ってる言葉があると思います。もしかすると気付かないうちにお客様に負担をかけてしまってるかもしれません。

自分の仕事を客観的に見る、スタッフ同士で指摘し合うなど見直して、より良い仕事を心がけていきたいですね!

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Yuji

福岡出身の33歳、A型
ドライカットで話題を集める博多のWHAT COMES AROUND...オーナー
祖母の死、東日本大震災により「やりたいことはすぐにやろう」と24歳で単身渡米。約3年間の滞在でアメリカの自由な発想、仕事とプライベートのバランスの良さに共感する。またニューヨークにてドライカットの巨匠eijiさんに出会い直接指導を受ける
帰国後、ドライカットを極めながらも経営・ビジネスについても勉強。2015年独立
〝【幸せな美容師人生】ドライカットで『時間』『お金』『やりがい』を手に入れる〟をテーマにスタッフ育成に励む
週休2日・営業時間10時〜18時・カット料金¥10000・リピート率90%以上

お客様一人一人の悩みに向き合えるドライカットを通して、時間とお金に縛られない幸せな美容師・ヘアサロンを目指します

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