おはようございます!
これからは「個」の時代だ!
と言われてますが、お客様のヘアスタイルのオーダーからもそれを感じます。
自分が持ってるクセや髪質を活かしたいと考える方が増えてきたように思います。
グレイヘアが話題になったのもそういう時代のながれからでしょう。
これからは何かを足すのでは「個」を引き出すことが大切になります。
また引き出すことでお客様との関係も変わるのでそれについて解説します。
■ヘアスタイルは足すより引き出す
1.ヘアスタイルを足すとは
2.ヘアスタイルを引き出すとは
3.引き出すことでのお客様との関係
この記事を書いている僕は
- 個人美容室経営歴5年
- リピート率ほぼ100%
ヘアスタイルを足すとは
ヘアスタイルを足すとは自分に無いものを足すことです。
例えば、ボリュームがないからパーマをかける・クセがあるから縮毛矯正をするなどです。
メリットとしては
- 簡単に悩みが解決する
デメリットは
- 髪がダメージを受ける
- 定期的に施術を受けないといけない
ヘアスタイルを引き出すとは
ヘアスタイルを引き出すとは、今ある素材を最大限に活かす、予防をすることです。
例えば白髪をかくすのではなく、グレイヘアとして活かす・クセ毛をパーマとして活かすなどです。
メリット
- 髪へのダメージが減る
- 個性を活かせる
デメリット
- 流行の髪型など人と同じにはならない
引き出すことでのお客様との関係
ヘアスタイルを引き出す時に大切なのはお客様との信頼関係ができているかです。
こちらの提案を受け入れてもらう必要があります。
時にはお客様の要望をお断りすることもあるでしょう。
しかしそれと同時に長くお付き合いができます。
年齢と共に変化していくお客様の髪、頭皮の状態を見極め解決策を提案することが必要です。
■まとめ
今までは美容業界はヘアスタイルに足すことが当たり前でした。
「髪を染めましょう・パーマしましょう」→「痛まないようにトリートメントしましょう」→「(トリートメントが落ちると)パサパサしてきたので)ストレートパーマしましょう」→「痛むのでトリートメントしましょう」→…
ビジネス的にはお金は生み出せますが髪の毛はボロボロです。
本当にお客様のことを思うならこのやり方は変えるべきです。
自分の個性を活かしながらでもおしゃれは楽しめます!
そこは美容師の技術力、提案力が必要です。
これからは足すのではなく、引き出す提案をしてみてはどうですか?
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