個人美容室経営【ケアメニューはこれからの時代に必要になる①】

デザインよりもケア

これからの時代はデザインよりケアメニューを大事にするべきです。

デザインで売るよりお客様の日常にどう良いことがあるかの観点が大切です。

少子高齢化がますます進むこれからの時代、長くおしゃれを楽しむためのケアは重要になってきます。

カット・カラーなどその他のメニューを引き立てる意味でもケアは大事になってきます。

髪を切る・染める・パーマをかけるには健やかな髪であることが前提です。

提案できるスタイルの幅も広がります。

しっかりしたケアが土台にあるからこそ他の施術が最大化されます。

例えば歯医者に行く理由として多くの人が

・歯に問題が出たから

・メンテナンスとして

この２つのどちらかの理由だと思います。

美容室ではケアはメンテナンスと同じ考え方です。

ヘッドスパをリラクゼーションとしてではなく

血行促進、コリ解消と頭皮環境の改善として打ち出します。

この先も長くおしゃれを楽しんでもらいたいので頭皮環境を整えていきます。

定期的にケアメニューをすることで頭皮環境が良くなり、何年後かのお客様の髪の毛に違いが出ます。その結果として来店周期の向上にもつながります。

髪に関するプロとしてお客様の髪、頭皮に責任を持つべきだと思います。

カラーをすると頭皮には良くないことは事実です。

しかしだからと言ってカラーを止めてくださいとは言えません。

ではどうしたらカラーとうまく付き合っていけるのか？

そのためにはきちんと美容師が説明して髪・頭皮の対策、アフターケアまで責任を持つべきだと思います。

ずっと通ってもらえるようにケアメニューでお客様の髪・頭皮について考える必要があるはずです。